18歳女性浪人生のLINE出会い

大学受験に失敗し、恋のロマンスの出会いを期待していたキャンパスライフの夢は
消えた。
浪人生活に入ったけれど、私はもう大学への進学を諦めている。しかし両親は大学卒業という
学歴を娘に与えたいようで、予備校に籍をおきながらやる気のない浪人生活が始まった。
いつ終わるかもわからない…そんな出口のない競争だ。

私は予備校には通っていない。どうして18という女の良い時期を予備校の机の上で棒にふらないといけないのか
意味がわからなかった。私は出会いを探しに、街へ出た。
でも未成年だからバーでお酒を飲むこともクラブへ行くこともできない。
お客さんとしては。だから、バーテンダーのアルバイトをすることにした。
モテそうだし、出会いの多い職場だから。

その予想はあたり、お客さんは挨拶代わりにナンパをしてくる。
選んだ場所もよかった。六本木のバーともなれば、客も洗練されたかっこういい男が来るからだ。

LINEというアプリには感謝している。
メールアドレスや携帯電話番号を聞くのは気が引けるかもしれないが、
LINEの交換程度なら、お客さんは私に気さくに尋ねてくれるからだ。

興味のない男だったら、ごめんねLINE出会いには興味がないの、とかID忘れたとか、適当にうそをいう。
しかし、いい男から聞かれたら、教えればいい。

こういうふうにして私は職場で恋愛活動も同時に行っている。
バーテンダーは、恋人のいる子が圧倒的に多い。
いないほうが珍しい。その理由がわかった気がした。
まあ、水商売だしね。